小さなミスが

『ハイリッヒの法則』

何やら聞きなれない法則の名が出てきましたが、今日のテーマは失敗学です。受験で大失敗を起こさないという視点から、少し考えてみたいと思います。

 

そこで参考になるのが、ハインリッヒの法則です。ハインリッヒの法則とは、労働災害における経験則の一つです。わかりやすく言うと、働く現場で「重傷」以上の重大な災害が1件あったら、その背後には29件の「軽傷」を伴う軽い程度の災害と300件もの「ケガはないがヒヤリとした体験」が起きているというものです。

 

 

受験の失敗に関して言うと、運とか実力不足という要因を除外した場合、ハインリッヒの法則1:29:300という比率をそのままあてはめることはできないでしょうが、受験失敗という大失敗の裏には何回もの軽度の失敗と相当な数の小さなミスが隠れているのではないかと思われます。

小さなミス・軽度の失敗は誰にでもあること

例えば、

 

a. 学内テストで失敗した。

b. 模試で失敗した。

c. 記号で書くべきところを記号で書かなかった。

 

d. 答えはわかっていたのに、漢字を間違えた。

e. 計算間違いをした。

f. 単語のスペルを間違えた。

g. 問題文を読み間違えた。

h. 時間配分を間違えた。

i. 提出物を忘れた。

j. 宿題を忘れた。

k. テキストを忘れた。

l. 消しゴムを忘れた。

m. 肝心なときにシャーペンの芯がなくなっていた。

n. ノートをなくした。

o. 授業中に先生に注意された。

p. 授業中に集中できなっかた。

 

 

などなど、例を挙げればきりがありません。


改善の積み重ねが小さなミスをなくし、最終的に大きな失敗を防ぐことになる

このような小さなミス・軽度の失敗は誰にでもあることです。問題は、そこで失敗を再度起こさないよう改善に努めるか、それとも、何か言い訳を考えて自分を甘やかすかの違いです。

 

改善の積み重ねが小さなミスをなくし、最終的に大きな失敗を防ぐことになるのです。

失敗の芽を小さいうちに摘み取っていく

古人の言葉に、「蟻(アリ)の穴から堤(つつみ)も崩れる」というものがあります。ほんのわずかな油断や不注意が大きな失敗につながるという意味です。

 

失敗の芽を小さいうちに摘み取っていくことが、大きな失敗を防ぐことになります。小さなことだからと言って、ないがしろにしない、これが今回の教訓です。